レシピに縛られない、私のパン作り。AI(ポッケ)と過ごす、にぎやかなパン時間。
ミナ ペルホネンを愛する方々は、
ご自身の時間をとても大切に過ごされている方が多いと感じます。
私自身は、皆さんのように旅に出たり、外食を楽しんだりする余裕はまだありませんが、
限られた「自由時間」をキッチンで過ごすのが、今の私のささやかな贅沢です。
平日の夕食後や、土日の午前中。
最近はもっぱら、パン作りに夢中になっています。
2025年9月から、見よう見まねで始めた「パン作り」。
——けれど、私のパン作りは少しだけ違います。
頼りにしているのは、AI(ポッケ)と、少しの勘だけ。
毎回、粉まみれになりながら、
「これで合ってる?」「膨らまないんだけど!?」と聞いて、
「ちょっと違う」と言われてやり直して、また聞いて。
そんな、少し騒がしくて、でもどこか愛おしい時間。
今日は、AIを先生にして焼く、
「明日のパン」の記録を綴ってみたいと思います。
今日は何を焼こうかな。ポッケとのパン会議。
毎回、今日は「これ」を焼きたい!と決まっているわけではなく、
そのときの気分と、家族の気分、そして手元にある材料を眺めながら、ポッケと相談していきます。
今日は、何を作ろうかな。
こないだのトマトミート系のパンやベーグルが、まだ冷凍庫に残っているけれど、
朝ごはんがワンパターンになるのは、やっぱり少しつらい。
だから今日は、また違うものを焼いてみたい気分。
ポッケ、今日は何がいいと思う?
少し間をおいて返ってきたのは、
「甘い系はどう?」という提案。
あんぱんは前に作ったから、
チョコレート塩パンやシナモンロール、メロンパンはどう?と。
たしかに、最近はハムチーズやエピなど、惣菜系が続いていた気がする。
じゃあ今日は、久しぶりに甘いものにしよう。
「メロンパンにするね」
そう決めた瞬間、
少しだけ気分が明るくなるのが不思議です。
「いいね、メロンパン。前のレシピでいく?」
「うん、お願い」
こうして、今日のパンが決まりました。
こんなふうにして、ポッケと相談しながら決まった、今日のメロンパン。
レシピも、少しずつ手になじんできました。
-ポッケと私のメロンパンレシピ-
(生地部分)
・強力粉(春よ恋) 200g
・最強力粉(ゴールデンヨット)50g
・砂糖(グラニュー糖) 20g
・イースト(赤サフ) 3g
・バター 20g
・塩 4g
・水(35-40度に温めたもの)155ml
(ビス部分)
・小麦粉(特宝笠)100g
・バター 40g (有塩バターでも美味しくできます。)
・砂糖(グラニュー糖) 40g
・卵 半分
・メロンリキュール(少々)

メロンリキュール、私はドーバーというブランドを使っていますが、
ラムレーズンを作るときには、ドーバーのラム酒が本当に美味しくてオススメです。

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【作り方】
1.
春よ恋、ゴールデンヨット、グラニュー糖、イーストをボウルに入れ、イーストと砂糖を目がけてお水を入れます。
2.
スプーンでぐるぐると一まとめにしたら
3.
こね台に出して、(どちらかの手に)ドレッジを持って、ゆったりとした気持ちでパンをこねます。

パンをこねるなら、必須なのがマットです。
節約したくて、100均のものを購入したのですが、ツルツル滑って全くこねられず・・・。ここにはお金をかけるべきたと強く思います。
4.
上手くまとまってきたな、というところで塩を追加。さらにこねます。
5.
バターは一番最後に。
少量ずつ入れて、こねて。を3度ほど繰り返します。
丁寧に丁寧にを意識しながら、すこしずつ慣らしていきます。
6.
キレイにまとまったら、仕上げに30-50回ほどのV字ごねを。
7.
元のボウルに入れて、ラップ、濡れ布巾をしたら
電子レンジのオーブン機能、「35度・45分」にセット。
これが一次発酵です。
45分後に様子を見て、元の生地から1.8倍くらいになっているなと思ったら取り出します。
まだな場合、追加で5-15分。(気温に寄っても変わります。)
※膨らみすぎると過発酵になってしまうので、注意しながら。
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(ビス生地作り)一次発酵の時間を利用して。
1.室温に戻したバターを白くなるまで混ぜて、
2.砂糖を入れて、すり混ぜます。(美味しそう。)
3.溶いた卵を半分入れて、(残りは明日のスープに入れても)
4.ビニール袋に小麦粉を入れてシェイクした後に(これで振るったことにします。)、小麦粉を3回くらいに分けて入れて、都度、ゴムベラでさっくりと混ぜます。
5.ひとかたまりになったら、さっきのビニール袋に入れて冷蔵庫で30分以上休ませる。
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8.
ここで発酵具合を確かめます。
少しの強力粉を生地と指につけて、生地の中央目掛けて指をさしてみます。
適正(完了): 穴が少し縮む程度で、そのまま残る。
発酵不足: 穴がすぐに埋まり、戻ってくる。
過発酵: 指を刺した瞬間、生地全体がしぼむ。(よくやらかしてしまいます。)
9.
よい状態になったら生地をこね台に出して、今回は9分割にして丸めます。

最初は私も目分量だったのですが、焼いたときにキレイに揃っているのが気持ちいいのでやはり計量することをオススメします。

10.
ベンチタイム、15分。(ラップと濡れ布巾をかけて)
11.
ベンチタイムを利用して、ビス生地を冷蔵庫から取り出し9分割にして丸めます。
12.
ここからが成形。
(先の丸めがうまく行っている場合はいいですが、丁寧に丸なおしても良いかと思います。)
ビス生地1つに、生地1つ。
ビス生地は丸めたものを手のひらで潰して、広げ、ドレッジですくって(こそげ取って)
生地に被せて整え、ドレッジでメロンの型を付けます。
同じことを9回繰り返します。

成形の際にビス生地が破れてしまっても、生地から取り外せるなら取り外してやり直しが可能です。
13.
ひとまわり大きくなったと感じたら、二次発酵完了です。
14.
オーブンを180度に予熱。(天板も予熱するのがポイントです!)
15.
予熱している間に、材料外のグラニュー糖をビス部分に付けます。

フチが高めのお皿や浅めのボウルにグラニュー糖を入れて、
メロンパンを真っ逆さまにしてつけるのが私のやり方です。
16.
予熱が完了したら、天板にクッキングシートごと滑らせて、13分から15分。
場合によって18分焼きます。

オイシックスで購入したこちらのクッキングシートがオススメです。
他のよりも容量が多く毎日使ってもなくなりません。
無漂白なので身体にも安心です。
17.
できあがり。

一次発酵に時間をかけたことで、いつもよりふっくらとした生地で美味しく焼き上がりました。
工程が多いので、ついつい慌てて進めてしまいがちなパン作り。
けれど、パンにとっては「待つ」ことがとても大切なんだと最近特に感じています。
少しの違いが、仕上がりを変える
今回ひとつ感じたのは、 ビス生地の卵の分量。
なんとなくで入れてしまったことで、 少ししっとりとした仕上がりになりました。
それはそれで美味しかったのですが、 もう少し軽やかに仕上げるなら、 毎回一定になるようにきちんと量ってみるのも良さそうです。
正解があるようで、ないパン作り
ポッケとやり取りしながらの、手探りのパン作り。
こねている時間、成形の時間、焼き上がりの香り。
そのひとつひとつが、今の私にとっての癒しです。
完璧じゃなくてもいい。
けれど、自分や家族の好みに少しずつ近づけていくこと。
それが、今の私の小さな目標です。
そしていつか、
そのパンを「美味しい」と思ってくれる誰かのために、
小さなパン屋さんができたら——
そんな、ささやかな想いを描いています。
いかがでしたか。
いつものミナ ペルホネンの投稿からは少し離れてしまいましたが、
こうしたパン作りの時間も、今の私にとっては大切なひとときです。
これからも、そんな日々の記録を、
少しずつ残していけたらと思います。

