テキスタイルを、愛らしい形とともに。ミナ ペルホネンの「動物クッション」図鑑。
ミナ ペルホネンには、お部屋の空気やインテリアにそっと寄り添ってくれる、さまざまなクッションがあるのをご存知でしょうか。
ただ、ミナを愛する私たちにとって、それらは単なる「インテリア」ではありません。
かつては店舗へ足を運んでも、オンラインを何度チェックしても、「sold out」の文字。うさぎクッションに限らず、どの子も手に入れるのが本当に難しく、欲しくても出会えないもどかしさに胸を痛めた方も多かったのではないでしょうか。
でも、そんな「高嶺の花」だった存在も、今では大切な日々に溶け込むかけがえのないパートナー。 今回は、同じ想いを持つ仲間たちが大切にしているクッションたちを、一つひとつ「図鑑」のようにご紹介します。
あの頃の憧れと、今ここにある喜びを分かち合えるような、賑やかなパレードをぜひ楽しんでいってくださいね。
それでは、行ってみましょう。
【usagi cushion】ウサギクッション
ミナ ペルホネンの代表的なアイコンの一つ。
お顔の部分とカラダの部分で、異なるテキスタイルを組み合わせて作られるのが主なデザインです。

中には全身を同じテキスタイルで仕立てた贅沢なものや、首元に可愛らしい飾りがついた限定モデルなども過去に発売されてきました。 (サイズ:高さ約49cm / 幅約40cm / 厚さ約18cm)



スタッフが持っている率も、ウサギクッションが一番高かったです!
入手経路はオンライン、店舗、あるいは大切な人からのプレゼントなど様々。
「お部屋の雰囲気に合わせて」という意見もありましたが、圧倒的に多かったのは「直感」でした(笑)。
「あ、この子と目が合った!連れて帰らなきゃ。」という瞬間のときめきを、みんな大切にしているんですね。
こちらはお顔にもテキスタイルが使われているウサギクッションです。


個人的に今とても心惹かれているのが、このギンガムチェックのウサギクッションです。
爽やかなブルーのギンガムチェックにライトブルーのlake birdのテキスタイル。

不思議なもので、大人になってからというもの、この潔くも愛らしいギンガムチェック柄が本当に好きになりました。

若かった頃とはまた違う、今の自分だからこそ感じる「永遠のスタンダード」としての魅力。
甘すぎず、それでいてどこかノスタルジックなこの柄を纏ったウサギさんは、日常の風景にそっと馴染みながら、確かなときめきを届けてくれます。


なお、遠方の方でも、店舗に在庫があれば電話での通販が可能です。
実際に私が購入した際、全く同じテキスタイルのウサギクッションが2つあったようで、スタッフさんが「一方はシュッとしていて凛々しい感じ、もう一方はふっくら優しいお顔です。」と丁寧に説明してくださって。
その愛のある接客に、手にする前から感動してしまいました。
こちらは、数あるウサギクッションの中でも少々珍しい、特別な一つ。 以前開催された受注イベントにて、ミナ ペルホネンの代表的なテキスタイル「rosy」で様々なアイテムを仕立てていただいた際、その中の一つとして誕生した子なんです。 一面に施された薔薇の刺繍が、ウサギの柔らかな曲線と重なり合って……。イベント限定ならではの、贅沢で特別な佇まいが魅力です。 圧巻の総柄

いつものウサギクッションよりかなり引き締まったボディラインです。
ただ中はぎっしりと詰まっていそうでパンパンです。

通常のファブリックでしか見たことがなかったので、クッションのために作られたような耐久性のある分厚いrosy生地は新鮮です。

クールな美人さん


【kousagi cushion】コウサギクッション
【usagi cushion】のミニサイズとして登場したのが、こちらの【kousagi cushion】。
サイズが違うだけなのに、なぜか全く違う愛らしさを感じてしまう……。そんな、いつでも手元に置きたくなる不思議な魅力を持った子です。
(サイズ:高さ約36cm / 幅約30cm / 厚さ約11cm)

少し気になったので、実際に「数字」でそのプロポーションを比較してみました。
📏 うさぎ vs こうさぎ:プロポーション比較
わかりやすく、「高さ(身長)」を 1 とした時の比率で比べてみました。
| 項目 | うさぎの身長 (約49cm) | こうさぎの身長 (約36cm) | 違いのポイント |
| 幅(よこ) | 0.81 | 0.83 | こうさぎの方が少し横に広い |
| 厚さ(奥行) | 0.36 | 0.30 | うさぎの方が少し肉厚 |
🔍 分析結果:ここが違う!
※手作りのため個体差がありますが、傾向として分析してみました。
- 「こうさぎ」は、横にふっくら赤ちゃん体型?
身長に対する幅の比率がわずかに高い「こうさぎ」。背の低さに対して横幅がある=ずんぐりむっくりした、赤ちゃんらしいフォルムが強調されているのかもしれません。 - 「うさぎ」は、しっかりとした抱き心地重視?
厚みの比率は「うさぎ」の方が上。49cmという高さに見合う「厚み」を持たせることで、抱きしめた時の安心感を意識したデザインなのかもしれません。


調べれば調べるほど愛着が湧きますね!
ミナ友さんの中には、全く同じテキスタイルで「親」「子」のように揃えている強者も。
手作りならではで、本当にひとつひとつお顔も違っているんです。
店舗で出会えた際はぜひ表情にも注目してほしいです。




【onomekaman】オノメカマン
「こないだのオノメカマンがさ……」
ミナ友さんの間で、ごく当たり前のように飛び交うこの不思議な響きの言葉。
初めて聞いたとき、私は思わず聞き返してしまいました。「えっ、一体何語……!?」と、頭の中はちんぷんかんぷん(笑)。
実はこれ、皆川明さんならではのチャーミングな「言葉あそび」から生まれたお名前なんです。
ナマケモノ ↓
n a m a k e m o n o ↓(ローマ字を逆から読むと……)
o n o m e k a m a n ↓
オノメカマン!
種明かしをされると、「なるほど〜!」と膝を打ちたくなります。
ゆったりとした時間が流れるナマケモノに、どこか異国の守り神のような響きの名前を授けるセンス。知れば知るほど、この子たちのことが愛おしくなってしまいます。

スタッフの間でも、ウサギクッションに次いで圧倒的にファンが多いのが、この「オノメカマン」です。
正直に言うと、第一印象は「ちょっと不思議な見た目……?」と、いわゆる「きもかわ(気持ち悪いけど可愛い)」な部類に入るかもしれません。でも、その独特なゆるさと、長い手足、そして何とも言えない表情……。
一度その魅力に気づいてしまうと、不思議なことに、お部屋の中でどんどん「増殖」していってしまうんです(笑)。
一人でお部屋の隅に座っている姿もいいけれど、仲間が増えるごとに、そのシュールで愛らしい世界観が完成されていく。気づけばあなたも、オノメカマンの魔法にかかっているかもしれません。




オノメカマンのサイズ:(個体差があります。下記は平均的な数値となります。)
全長 93cm / 幅 32cm / 座高 34cm


「おけまる!!」と大らかに受け止めてくれる、
そんな表情に癒されるんです。


お顔や手足もとても細かなお作りです。

手を組んで三角座りも得意な様子


オノメカマンのもう一つの大きな魅力は、その「自由な手足」にあります。
手足が動かせる工夫が凝らされているので、ただソファに座らせるだけではもったいない!
カーテンレールや椅子の背もたれにぶら下げたり、お気に入りのクッションや別のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめさせたり……。
なかには、名前の由来にあわせて「逆さま」に飾って楽しむファンも(笑)。
飾る人のアイデア次第で、毎日違う表情を見せてくれる。
「今日はどこにいるのかな?」なんて、お部屋の中でかくれんぼをしているような楽しさを運んでくれる、まさに「生きたインテリア」なんです。

なぜか満足気な表情です。

「It's all right!」

【konomekaman】コノメカマン
onomekamanよりも少し小さいサイズで、柔らかい表情が印象的な「konomekaman」。
様々なテキスタイルを使用して作られており、その愛らしさが魅力となっています。

コノメカマンのサイズ:(個体差があります。下記は平均的な数値となります。)
全長 68cm / 幅 22cm / 座高 25cm
📏 オノメカマン vs コノメカマン 比率チェック項目
これをもとに、座高を「1」とした比率を出した結果がこちらです!
| 項目 | オノメカマン 座高 (約34cm) | コノメカマン 座高 (約25cm) | 違いのポイント |
| 全長(手足を伸ばした長さ) | 2.73 | 2.72 | オノメカマン(大) |
| 幅(よこ) | 0.94 | 0.88 | オノメカマン(大) |

表にして比べてみて、ちょっと意外な発見がありました!
大きい『オノメカマン』は、小さい『コノメカマン』に比べて、身長に対する手足の長さも体の幅も、実は比率が高め。サイズが上がるほど、あの独特なスラリとした「躍動感」と、抱きしめた時の「安心感」がより強調されているんです。
対する『コノメカマン』は、全体的に比率が抑えめで、キュッとコンパクトに。
大きな子はダイナミックに、小さな子は愛らしく。ただサイズが違うだけではなく、それぞれの大きさに合わせた「一番可愛いバランス」が追求されているのかもしれませんね。
【quzyla cushion】クジラクッション

そして、個人的に一番の「推し」であり、ぜひ皆さんにご紹介したいのが、この「クジラクッション」です。
最初にその名前を聞いた時、私は思いました。
「クジラを……クッションにするってどういうこと??」。
まずそこから、頭の中は疑問符でいっぱいです(笑)。
そして「あぁ、なるほど。よくある、丸っこくて可愛らしいキャラクター的なデザインなのね」と想像しながら、実物を見てみたら……。
いやいや、本気のクジラやん!!
というオチ。 可愛さよりも、その「クジラそのもの」を表現しようとするリアルな造形に、完全に心を撃ち抜かれてしまいました。
他の動物クッションシリーズに比べても、ひときわ緻密な縫製で仕上げられているのが、このクジラクッション。
潮を吹いている様子を表現した繊細な刺繍や、クジラの大きな体躯を形作る複雑な曲線……。
そこには、ミナ ペルホネンの並外れた「こだわり」が、文字通り細部にまで宿っています。
ただの「クジラの形をしたクッション」ではなく、一つの「立体作品」として向き合っている。
そんな皆川さんや職人さんたちの本気が、手に取った瞬間に伝わってくるんです。

本当に大きいなというこの全長。
その長さ、70cm!!!(棚からはみ出てる!涙)

そして銅の幅は82.5cmとなっています。(一番太いところを計測)

特に驚かされるのが、クジラの頭から勢いよく吹き出す「潮」の表現です。

実はこの潮の部分、1枚の革に繊細な切り込みを入れ、それをクルリと丸めることで立体的に形作られているんです。
言葉で説明するのがもどかしいほど、実物を見ると「えっ、どうなってるの!?」と二度見してしまうような、計算し尽くされた職人技。(一体どうやったらこんな構造を思い付くのでしょう……。ただただ、素晴らしいの一言です。)
中綿がぎっしり詰まった柔らかなクッションの中に、パキッとした「革」の素材感がアクセントとして加わることで、クジラの生命力が一気に吹き込まれているような気がします。

瞼で半分覆われているので気づきませんでしたが、目はよく見るとボタンでできています。
ボディ部分に対して小さな目が本物のようでリアル。

わが家は少しコンパクトなので、この大きなクジラさんには申し訳ない気持ちもあるのですが……(笑)。 でも、広いリビングはもちろん、大きな棚の上や玄関先でも、この子がいれば一気に空間が引き締まる。そんな「主役を張れる圧倒的な存在感」が、このクジラクッションにはあります。

「クジラ」というだけあって、カラーはグレーやブルー、ネイビーなどリアルにこだわっている様子が伺えます。
お腹部分を覗き込むと、メインとは異なるテキスタイルで構成されています。
こちらはmarmaidのテキスタイル。

メインの布はザクザクと編まれたリネンベースの生地なのかと思います。
marmaidのテキスタイルも丁寧かつ立派です。

シッポやヒレの形も整っていてキレイ

360度、どこを見ても抜け目のないデザイン

尾ひれの横幅は29cmほどありました。


「可愛い」や「愛嬌」ではなく、キリっとしたカッコよさ。
そして、威厳のある風格が特徴だと思います。
どこにいても、そこをパッと「ミナの世界観」に変えてくれる。そんな魔法のような魅力を持った、本気のクジラさんです。
このあと、番外編として「小さなぬいぐるみたち」のご紹介を予定しております。
更新までしばらくお待ちくださいね。

