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ミナ ペルホネン ソックス大解剖【前編】履き心地を決める「黄金比」と素材の選び方

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ミナ ペルホネンのショップへ行くと、まるでお花畑のように色とりどりのソックスが並んでいて、いつも幸せなため息がこぼれてしまいます。

毎シーズン増えていく、愛らしいテキスタイルの数々。
私も気づけば、クローゼットの中はミナのソックスで溢れるほどになってしまいました。

これまでは「このテキスタイルが可愛いから」という理由で選ぶことが多かったのですが、たくさん履き比べていくうちに、あるひとつの事実に気がついたのです。

それは、「結局、いつも手に取ってしまうのは、決まった素材のものだ」ということ。

中でも私にとって特別な存在なのが、「yula(ユラ)」のソックスです。 お花のテキスタイルが大胆にデザインされたもので、足元に咲く姿はもちろんですが、何より感動したのは、その絶妙な「素材感」。

「もし、このyulaと同じ履き心地のソックスを、他の柄でも楽しめたら……」

そんな想いから、今回は大好きなyulaを基準にして、手持ちのソックスたちを素材から紐解いてみることにしました。

題して、「ミナ ペルホネン ソックス大解剖」。

柄で選ぶ楽しさのその先にある、自分にぴったりの「素材」を見つける旅。 私のコレクションをグループ分けした「素材別図鑑」として、皆さまの靴下選びのヒントになれば嬉しいです。

そもそも、私がなぜここまで素材にこだわるようになったのか。
それは、おしゃれを楽しみたい気持ちの裏側に、ずっとこんな悩みを抱えていたからでした。

Oto
Oto

「ミナのソックスは大好き!」
でも、実はこんな悩みを抱えています…。

・足が太めで、履き口の跡がつきやすい
・夕方になると足がパンパンに浮腫んじゃう
・チクチクする素材は、肌が痒くなって苦手
・締め付けが強いと、一日中履いていられない
・でも、パンプスに合わせておしゃれを楽しみたい!

こんなワガママな私の足を、優しく、そしてパンプスにも合う美しさで包み込んでくれたのが、あの『yula』の素材だったのです。

yulaの履き心地、その「素材」を解剖!

お気に入りのyula(品番:za7569)の素材をじっくり見てみると、こんな構成になっていました。
brown、green、charcoalの3カラー展開
素材:
コットン 77% / ナイロン 20% / ポリウレタン 3%


「ああ、なるほど……!」と膝を打ちました。

メインがコットン(77%)だからこそ、あの肌に吸い付くような優しい感触と、チクチクしない安心感がある。そこにナイロン(20%)が加わることで、刺繍の重みに負けない丈夫さと、パンプスの中でも滑りすぎない「しなやかさ」が生まれているんです。

そして、私のような「むくみやすい・跡がつきやすい」足にとって、最後のポリウレタン(3%)が隠し味。このわずかなストレッチ性が、締め付けすぎない「絶妙なゆとり」を作ってくれていたんですね。

まさに、私の悩みを解決するための「黄金比」でした!
Cocona
Cocona

💡 ちょっとマニアックな素材の話

コットン(肌触りの主役): 天然繊維がメインなので、肌が弱い人でも安心。

ナイロン(形を保つ名脇役): 刺繍の土台を支え、型崩れを防ぐ役割。

ポリウレタン(ストレッチの魔法): 3%という数値は、締め付けすぎず「ズレ落ちない」ための絶妙なバランス。これこそが、むくみに優しい秘密なんです。

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「品番から紐解く年代判別」については別の投稿で書いていますので、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。
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この「3%の魔法(ポリウレタン)」を実感したのが、手元にあったミナの「one」のソックスとの比較でした。
同じコットンベースでも、oneは、素材が コットン 70% / ナイロン 30%となります。

yulaとの違いは、ポリウレタンが入っているか、いないか。
たったそれだけのことなのですが、履いてみるとその差は歴然でした。

似ているようで全然ちがう!「one」のきれいめチーム

見た目:つるっとしていて上品な光沢がある。男性がスーツの際のローファーに合わせるような、少し背筋が伸びる質感。

・履き心地: ストレッチ性は控えめで、生地に「戻る力」があまりない感じ。

・足首: その分、履き口にゆとりがあって、締め付け感なくストンと履ける。

コットン 77% / ナイロン 20% / ポリウレタン 3%のyulaが「足に寄り添ってくれる」なら、こちらは「足を包んで形をきれいにキープしてくれる」イメージ。

どちらもチクチクしなくて快適だけれど、私の「むくみやすくて跡がつきやすい足」には、やっぱりyulaの絶妙なフィット感が救世主だったんだな……と再確認した瞬間でした。

なぜ「70/30」より「yula(黄金比)」が楽に感じるのか?

「締め付けがないなら、70/30の方が楽なんじゃない?」と思うかもしれません。でも、そこには「ズレ」という落とし穴がありました。

one(ポリウレタンなし)の場合:
締め付けはないけれど、ストレッチ性がないから、動いているうちに少しずつ下にずり落ちてきてしまうんです。
家の中にいるときは特にひどくて、「なんか靴下半分脱げてない??」なんて家族に指摘されることも(笑)。スニーカーの中でも生地が余ってゴロゴロしたり、それを無意識に足で踏ん張ろうとして、逆に疲れちゃうこともありました。

yula(ポリウレタン3%あり)の場合:
「締め付ける」のではなく、足の形にそっと寄り添う感じ。3%のストレッチのおかげで、足全体を均一な圧力で包んでくれるから、1日履いていてもストレスがありません。
(※ただし、おろしたてはストレッチを強く感じることもあるので、5〜10回くらい履いて馴染んできた頃が一番最高!というのが個人的な意見です。)

🔍 実は「ribbon stick」も同じ黄金比でした!
この「3%の魔法」への確信をさらに深めてくれたのが、手元にあった「ribbon stick」でした。調べてみると……なんと、こちらもyulaと全く同じ構成!
素材:コットン 77% / ナイロン 20% / ポリウレタン 3%

あの「一日中ズレなくて、夕方の足が楽な感じ」の理由は、やっぱりこの素材配合にあったんだ!と、パズルのピースがパチリとはまったような気持ちになりました。

今回は yula を基準に、素材の『黄金比』についてお話ししました。

でも、ミナのソックスの魅力はまだまだ底なし。 次回(またはこの下)では、他のソックスたちを素材別にグループ分けして、一気にご紹介します!

ぜひ、お手持ちの靴下のタグを片手に、次回の更新を待っていてくださいね。

ABOUT ME
Oto
Oto
月から金までフルタイムで働く!更年期一歩手前の頑張る社会人。
「コーディネートが苦手!でもミナペルホネンが大好き!」と、
ひょんなことから悩みと熱意を聞いてもらい、 ファッションが大好きな仲間と一緒にミナペルホネンのお洋服やグッズ、その魅力をお伝えするサイトを作ることになりました。
撮影にこだわり、ミナが好きな方、ファッションやアートが好きな方にも、ワクワクしていただけるような情報をお届けします。
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